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*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株高の流れでセンチメント改善へ~
7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■米ハイテク株高の流れでセンチメント改善へ
■丸紅、24/3営業利益 18.9%減 2763億円、25/3予想 純利益 4800億円
■前場の注目材料:芝浦機械、仮想空間で工作機械など開発・検証、神奈川に新拠点
■米ハイテク株高の流れでセンチメント改善へ
7日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行で始まろう。6日の米国市場は、NYダウが176ドル高、ナスダックは192ポイント高だった。先週発表された4月の米雇用統計の結果を受けて、年内の利下げ観測が高まった。米長期金利の低下に加え、エヌビディアやマイクロ・テクノロジー、アドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が買われたことがセンチメント改善につながった。シカゴ日経225先物は大阪比690円高の38880円。円相場は1ドル153円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は祝日取引で強い基調が継続し、ナイトセッションで一時38910円まで買われており、抵抗線として意識されていた25日線(38790円)を上回ってきた。買い一巡後は同線で強弱感が対立する可能性があるだろう。そのため、まずは買い一巡後の底堅さを見極めたいところであり、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
また、米国では年内利下げ期待が高まっており、ハイテク株主導の上昇となった。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が意識されやすく、日経平均を押し上げる動きが期待されよう。ただし、今週末には東エレク<8035>の決算を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられやすい面はある。今来週は決算発表がピークを迎えるため、リバウンド狙いの買いも限られそうである。
とはいえ、ハイテク株には足もとで売り仕掛け的な商いが積み上がっていると考えられるため、売り方の買い戻しを狙った短期的な値幅取り狙いになりそうだ。米国では雇用統計の発表が通過し、今週は重要な経済指標の発表はないことから、日米ともに決算発表を手掛かりとした個別対応に向かわせそうである。決算を通過した銘柄などには見直しの動きも入りやすいだろう。
なお、2日の取引終了後に決算を発表したところでは、こころネット<6060>、セレス<3696>、ヨシコン<5280>、アルインコ<5933>、エバラ食品工業<2819>、BBタワー<3776>、JAL<9201>、ハウスコム<3275>などの動向が注目される。
■丸紅、24/3営業利益 18.9%減 2763億円、25/3予想 純利益 4800億円
丸紅<8002>が発表した2024年3月期業績は、収益が前期比21.1%減の7兆2505.15億円、営業利益は同18.9%減の2763.21億円だった。オペレーティング・セグメント別には、主に食料第二でGavilon穀物事業の売却に伴い減収となった。2025年3月期の純利益は前期比1.8%増の4800億円を見込む。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38852.27、+176.59)
・ナスダック総合指数は上昇(16349.25、+192.92)
・シカゴ日経先物は上昇(38880、大阪比+690)
・SOX指数は上昇(4820.45、+104.26)
・VIX指数は変わらず(13.49、0.00)
・米原油先物は上昇(78.48、+0.37)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・芝浦機械<6104>仮想空間で工作機械など開発・検証、神奈川に新拠点
・ファナック<6954>防爆の協働塗装ロボット、国際規格対応
・東洋紡<3101>東洋紡せんい、柔らかく立体成形容易、炭素繊維複合糸開発
・椿本チエイン<6371>電動チェーンでトラック開閉、アーチ状伸縮実現
・理研計器<7734>ポータブルガス検知器刷新、漏えいの有無をリアルタイム管理
・日産自<7201>「キャシュカイ」に次世代コネクトサービス採用
・九州電力<9508>自治体向けeスポーツワークショップ、交流生む魅力体感
・旭化成<3407>松山博圭常務執行役員「カナダで成果」
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■米ハイテク株高の流れでセンチメント改善へ
■丸紅、24/3営業利益 18.9%減 2763億円、25/3予想 純利益 4800億円
■前場の注目材料:芝浦機械、仮想空間で工作機械など開発・検証、神奈川に新拠点
■米ハイテク株高の流れでセンチメント改善へ
7日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行で始まろう。6日の米国市場は、NYダウが176ドル高、ナスダックは192ポイント高だった。先週発表された4月の米雇用統計の結果を受けて、年内の利下げ観測が高まった。米長期金利の低下に加え、エヌビディアやマイクロ・テクノロジー、アドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が買われたことがセンチメント改善につながった。シカゴ日経225先物は大阪比690円高の38880円。円相場は1ドル153円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物は祝日取引で強い基調が継続し、ナイトセッションで一時38910円まで買われており、抵抗線として意識されていた25日線(38790円)を上回ってきた。買い一巡後は同線で強弱感が対立する可能性があるだろう。そのため、まずは買い一巡後の底堅さを見極めたいところであり、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
また、米国では年内利下げ期待が高まっており、ハイテク株主導の上昇となった。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が意識されやすく、日経平均を押し上げる動きが期待されよう。ただし、今週末には東エレク<8035>の決算を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられやすい面はある。今来週は決算発表がピークを迎えるため、リバウンド狙いの買いも限られそうである。
とはいえ、ハイテク株には足もとで売り仕掛け的な商いが積み上がっていると考えられるため、売り方の買い戻しを狙った短期的な値幅取り狙いになりそうだ。米国では雇用統計の発表が通過し、今週は重要な経済指標の発表はないことから、日米ともに決算発表を手掛かりとした個別対応に向かわせそうである。決算を通過した銘柄などには見直しの動きも入りやすいだろう。
なお、2日の取引終了後に決算を発表したところでは、こころネット<6060>、セレス<3696>、ヨシコン<5280>、アルインコ<5933>、エバラ食品工業<2819>、BBタワー<3776>、JAL<9201>、ハウスコム<3275>などの動向が注目される。
■丸紅、24/3営業利益 18.9%減 2763億円、25/3予想 純利益 4800億円
丸紅<8002>が発表した2024年3月期業績は、収益が前期比21.1%減の7兆2505.15億円、営業利益は同18.9%減の2763.21億円だった。オペレーティング・セグメント別には、主に食料第二でGavilon穀物事業の売却に伴い減収となった。2025年3月期の純利益は前期比1.8%増の4800億円を見込む。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38852.27、+176.59)
・ナスダック総合指数は上昇(16349.25、+192.92)
・シカゴ日経先物は上昇(38880、大阪比+690)
・SOX指数は上昇(4820.45、+104.26)
・VIX指数は変わらず(13.49、0.00)
・米原油先物は上昇(78.48、+0.37)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・芝浦機械<6104>仮想空間で工作機械など開発・検証、神奈川に新拠点
・ファナック<6954>防爆の協働塗装ロボット、国際規格対応
・東洋紡<3101>東洋紡せんい、柔らかく立体成形容易、炭素繊維複合糸開発
・椿本チエイン<6371>電動チェーンでトラック開閉、アーチ状伸縮実現
・理研計器<7734>ポータブルガス検知器刷新、漏えいの有無をリアルタイム管理
・日産自<7201>「キャシュカイ」に次世代コネクトサービス採用
・九州電力<9508>自治体向けeスポーツワークショップ、交流生む魅力体感
・旭化成<3407>松山博圭常務執行役員「カナダで成果」
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
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・特になし <ST>
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