グラン、今期経常を2.7倍上方修正、配当も5円増額

　グランディーズ <3261> [東証Ｇ] が12月21日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の4500万円→1億2000万円(前期は2億2400万円)に2.7倍上方修正し、減益率が79.9％減→46.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4700万円→1億2200万円(前年同期は1億8800万円)に2.6倍増額し、減益率が75.0％減→35.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は14円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年10月に子会社化した株式会社もりぞうについて、組織の統廃合等の徹底した合理化を実施いたしました。さらに、グランディーズグループとしての与信を背景に原価および経費を大幅に削減いたしました。その結果、各種利益率が改善され、経営再建が順調に進み、当初予定を大幅に上回る見通しとなりました。

　　当社は株主の皆様への利益還元を経営上の重要課題の一つと考え、安定的な配当の維持に努めてきたことから、連結業績予想の修正に伴い、期末配当金の予想につきましては、前回発表予想の１株当たり10円に対し５円増配し、15円に修正することといたします。