ヨシックスが６日続伸、広告宣伝費の抑制などで２０年３月期業績予想を上方修正

　ヨシックス<3221.T>が６日続伸している。１３日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を１８８億円から１８９億４３００万円（前期比５．６％増）へ、営業利益を２１億１０００万円から２１億７０００万円（同４．２％増）へ、純利益を１５億６６００万円から１６億１６００万円（同５．１％増）へ上方修正したことが好感されている。

　一部店舗の週休制導入や営業時間の短縮などで既存店の総営業時間が減少したものの、新店効果もあって第１四半期（４～６月）の売上高が堅調に推移していることに加えて、本部の増加を抑制したことや広告宣伝をチラシなどからＷｅｂ媒体に変更するなどした効果が出ていることから、利益を上方修正したとしている。

　同時に発表した７月度の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比３．４％減と５カ月連続で前年実績を下回った。なお、全店売上高は同７．９％増だった。

出所：minkabuPRESS