ダイドー、今期経常を赤字縮小に上方修正

　ダイドーリミテッド <3205> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2.2億円の赤字(前年同期は5.7億円の赤字)に赤字幅が縮小し､従来の8.5億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の7億円の赤字→4億円の赤字(前期は3.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は1.7億円の赤字(前年同期は1.9億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2.3億円の赤字(前年同期は3.2億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-7.1％→-3.7％に大幅改善した。

株探ニュース