ＡＮＡＰ、今期最終を一転赤字に下方修正

　ＡＮＡＰ <3189> [東証Ｓ] が7月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の連結最終損益は5億8800万円の赤字(前年同期は3億1500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。2四半期連続で債務超過(3億1800万円)となった。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2000万円の黒字→7億2400万円の赤字(前期は5億2500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4億2900万円の黒字→3億1500万円の赤字(前年同期は2億2900万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結最終損益は1億7900万円の赤字(前年同期は1900万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→-17.1％に急悪化した。

株探ニュース