ウインパートナーが大幅反発、記念配当および記念株主優待実施を好感

　ウイン・パートナーズ<3183.T>が大幅反発している。６日の取引終了後、４月１日に設立５周年を迎えるのを記念して、１８年３月期の期末一括配当で２円の記念配当を実施し２９円（従来予想２７円）にするとともに、３月末株主に対して一律でクオカード１０００円分を贈呈する記念株主優待を実施すると発表しており、これらを好感した買いが入っている。

　同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）連結決算は、売上高４６６億２７００万円（前年同期比１０．５％増）、営業利益２３億２００万円（同３．５％増）、純利益２２億７１００万円（同４８．９％増）だった。

　主力の虚血性心疾患関連、心臓律動管理関連、心臓血管外科関連の販売数量がそれぞれ伸長したほか、秋田県を地盤とするテスコ秋田販売（旧大沢商事）をグループ化したことが寄与した。

　なお、１８年３月期通期業績予想は、売上高６３１億円（前期比９．２％増）、営業利益３２億５０００万円（同６．３％増）、純利益２９億１４００万円（同３６．１％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）