893円
TOKAIホールディングスのニュース
*17:07JST TOKAI Research Memo(7)2026年3月期に売上高2,600億円、営業利益175億円を目指す
■今後の見通し
2. 中期経営計画の進捗状況
TOKAIホールディングス<3167>は、2026年3月期を最終年度とした3ヶ年の「中期経営計画2025」を2023年5月に発表した。「事業収益力の成長(収益基盤の拡大+新サービスの展開)」「脱炭素化社会の実現に向けた持続的成長基盤の強化」「成長の源泉となる人財・組織の活力最大化」の3点を重点施策として取り組み、経営数値目標として最終年度となる2026年3月期に売上高2,600億円、営業利益175億円、親会社株主に帰属する当期純利益100億円、継続取引顧客件数357万件を掲げた。初年度となる2024年3月期は既述のとおり、事業セグメントごとに好不調はあったものの、営業利益は目標を5億円程度上回るなど、順調な滑り出しになったと言える。
2025年3月期の会社計画は、中期経営計画で掲げた数値に対して売上高で60億円下方修正したが、各利益については維持した格好だ。利益の増減要因について見ると2024年3月期の実績を反映して、エネルギー事業で増額した一方で、建築設備不動産事業で減額し、また本社共通費用等を上積みした。本社共通費用に関しては間接費用やシステム開発投資、DX関連投資、賃上げによる人件費の増加などが含まれる。2025年3月期の会社計画を達成できれば、2026年3月期の目標値についても達成する蓋然性が高まるものと思われる。なお、長期ビジョンとして2030年度の目指す姿として売上高4,000億円、営業利益300億円、継続取引顧客件数500万件を掲げており、2027年3月期以降はオーガニックな成長に加えてM&Aの取り組みについても一段と強化していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SO>
2. 中期経営計画の進捗状況
TOKAIホールディングス<3167>は、2026年3月期を最終年度とした3ヶ年の「中期経営計画2025」を2023年5月に発表した。「事業収益力の成長(収益基盤の拡大+新サービスの展開)」「脱炭素化社会の実現に向けた持続的成長基盤の強化」「成長の源泉となる人財・組織の活力最大化」の3点を重点施策として取り組み、経営数値目標として最終年度となる2026年3月期に売上高2,600億円、営業利益175億円、親会社株主に帰属する当期純利益100億円、継続取引顧客件数357万件を掲げた。初年度となる2024年3月期は既述のとおり、事業セグメントごとに好不調はあったものの、営業利益は目標を5億円程度上回るなど、順調な滑り出しになったと言える。
2025年3月期の会社計画は、中期経営計画で掲げた数値に対して売上高で60億円下方修正したが、各利益については維持した格好だ。利益の増減要因について見ると2024年3月期の実績を反映して、エネルギー事業で増額した一方で、建築設備不動産事業で減額し、また本社共通費用等を上積みした。本社共通費用に関しては間接費用やシステム開発投資、DX関連投資、賃上げによる人件費の増加などが含まれる。2025年3月期の会社計画を達成できれば、2026年3月期の目標値についても達成する蓋然性が高まるものと思われる。なお、長期ビジョンとして2030年度の目指す姿として売上高4,000億円、営業利益300億円、継続取引顧客件数500万件を掲げており、2027年3月期以降はオーガニックな成長に加えてM&Aの取り組みについても一段と強化していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SO>
この銘柄の最新ニュース
TOKAIのニュース一覧- TOKAIケーブルネットワーク インターネットを伝送路とするIP放送システムの実証実験を開始 2024/07/08
- <07月04日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 2024/07/05
- TOKAI Research Memo(9):配当性向40~50%を目安に配当を実施 2024/06/24
- TOKAI Research Memo(8):資本収益性と成長性の2軸でグループの最適化を実現する事業ポートフォリオ構築 2024/06/24
- TOKAI Research Memo(6):2025年3月期は3期振りに過去最高業績を更新する見通し 2024/06/24
マーケットニュース
- ダウ平均は大幅反発 明日からのインフレ指標に注目移る=米国株概況 (07/11)
- NY各市場 4時台 ダウ平均は251ドル高 シカゴ日経平均先物は4万2495円 (07/11)
- テスラが11連騰 アナリストが目標株価を引き上げ=米国株個別 (07/11)
- NY各市場 3時台 ダウ平均は188ドル高 ナスダックもプラス圏での推移 (07/11)
TOKAIホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
TOKAIホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは![アセプラ(アセットプランナー)](https://assets.minkabu.jp/images/stock/img_asset_tradehistory.png)
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。