ＯＣＨＩＨＤ、非開示だった今期経常は40％減益、未定だった配当は1円増配

　ＯＣＨＩホールディングス <3166> が8月31日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比40.4％減の13.5億円に落ち込む見通しと発表した。
　同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比44.9％減の6.5億円に落ち込む見通しと発表した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を13円(前年同期は13円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も14円実施する方針とした。年間配当は前期比1円増の27円に増配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、その影響を合理的に算出することが困難なことから、未定としておりました。しかしながら、政府による緊急事態宣言の解除により経済活動が徐々に回復していることから、現時点における利用可能な情報・事実に基づいて連結業績予想を算出いたしました。　なお、当第2四半期連結会計期間において、特別利益として固定資産売却益587百万円を計上しております。

　　当社は、中長期的な株主価値の向上を図る観点から、Ｍ＆Ａ等の成長戦略及び財務の健全性強化のための内部留保の積上げと、株主の皆様への利益還元の拡充とのバランスを考慮した資本政策を行ないます。また、当社は、安定的な配当の維持に努めることに加えて、連結業績を加味した配当を行なうことを基本方針とし、連結配当性向については、20％程度を下限とし、30％以上を目指すものとします。　この基本方針に基づき、2021年2月期の配当予想につきましては、1株当たり1円増配し年間配当を27円とする予定です。※業績および配当の予想につきましては、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績および配当は、今後、様々な要因により大きく異なる可能性があります。