グリムス、前期経常を35％上方修正・最高益予想を上乗せ

　グリムス <3150> [東証Ｐ] が5月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の27.2億円→36.8億円(前の期は25.1億円)に35.5％上方修正し、増益率が8.3％増→46.7％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15億円→24.7億円(前年同期は5.6億円)に64.0％増額し、増益率が2.7倍→4.4倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　小売電気事業につきまして、契約口数が純増したこと、独自燃調や相対電源の確保等により調達価格変動リスクを抑制したこと、冬場の電力市場価格が低位で推移したことにより、売上高・利益ともに好調に推移いたしました。また、エネルギーコストソリューション事業における事業用太陽光発電システムの販売が好調に推移いたしました。それにより連結売上高及び各利益はいずれも当初予想を上回る見込みとなりました。これらを踏まえ、上記の通り業績予想を修正いたします。（注）上記に記載した業績予想数値は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は種々の要因により上記予想数値と異なる場合があります。