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マーケットエンタープライズのニュース
マーケットエンタープライズ<3135>は14日、2020年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比28.7%増の109.04億円、営業利益が同45.0%増の6.55億円、経常利益が同45.9%増の6.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同43.1%増の2.91億円となった。
ネット型リユース事業の売上高は67.02億円、セグメント利益は5.47億円となった。近年注力している法人向け大型商材の農機具は、連結子会社MEトレーディングにおいて、事業買収を行い、今後のさらなる成長に向け、越境ECおよび国内における中古農機具の買取・販売機能を獲得した。さらに、全国のリサイクルショップが加盟するリユースプラットフォーム「おいくら」では、マッチング精度向上に向けた継続的なシステム開発を行い、2020年7月から本格送客を開始している。新型コロナウイルス感染症の影響による緊急事態宣言発令後は、営業時間短縮等の実施から買取依頼は一時的に減少したが、年間買取依頼件数は47万件(前年同期比2.8%増)を受領し、当期末におけるリユース品の在庫は3.84億円を確保した。
メディア事業の売上高は6.96億円、セグメント利益は4.81億円となった。事業買収により「SIMチェンジ」「最安修理ドットコム」「中古農機市場UMM」を取得し、運営メディアは合計8メディアになった。モバイル通信に関するメディアでは、新型iPhone端末の発売に伴う情報需要が急激に高まりPV(ページビュー)数が増加した。さらに、グループ外企業に向けた送客も好調に推移し、成果報酬型広告の売上が増加した。新型コロナウイルス感染症の環境下、テレワーク導入企業の増加を背景に、通信環境の向上・改善に関する需要が高まり、モバイル通信に関するメディアからグループ内外への送客による成果報酬型広告の売上が増加した。また、在宅時間の増加に伴い、趣味と出会うメディア「ビギナーズ」では動画配信や書籍アプリなど、在宅時間を過ごすための情報配信等を行い、2020年4月には全メディア合計PV数は1,448万と過去最高を記録するなど、取扱い規模が伸張した。
モバイル通信事業の売上高は38.73億円、セグメント利益は3.90億円となった。新規事業者の参入により競争が激化したが、メディア事業とのシナジー効果の発揮により、新型iPhone端末の発売に伴う通信費の見直し需要を取り込むなど、新規回線契約の獲得が進んだ。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うテレワーク導入企業の増加を背景に、家庭内の通信環境の整備・強化が課題となったことから、工事不要・最短即日発送が可能な同社グループのサービスへの需要が高まり、第4四半期には過去最高の新規回線契約数となり取扱い規模が伸長した。
新型コロナウイルス感染症の影響で、第4四半期(2020年4月-6月)は、特にネット型リユース事業では営業時間の短縮や買取方法の一部自粛等により当初想定をやや下回る実績となった。一方、メディア事業、モバイル通信事業については、テレワークやいわゆる「巣ごもり消費」の拡大に伴い、インターネットサービスやその利用に向けた通信環境の新設・改善需要が増加したことから、当初想定を上回る実績となっている。
2021年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比23.8%増~33.0%増の135.00~145.00億円、営業利益が同11.3%増~37.2%増の7.30~9.00億円、経常利益が同10.4%増~36.0%増の7.33~9.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.4%増~54.3%増の3.60~4.50億円を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響で一義的な業績予想を合理的に算出することが困難であることから、レンジ形式での公表となっている。
<ST>
ネット型リユース事業の売上高は67.02億円、セグメント利益は5.47億円となった。近年注力している法人向け大型商材の農機具は、連結子会社MEトレーディングにおいて、事業買収を行い、今後のさらなる成長に向け、越境ECおよび国内における中古農機具の買取・販売機能を獲得した。さらに、全国のリサイクルショップが加盟するリユースプラットフォーム「おいくら」では、マッチング精度向上に向けた継続的なシステム開発を行い、2020年7月から本格送客を開始している。新型コロナウイルス感染症の影響による緊急事態宣言発令後は、営業時間短縮等の実施から買取依頼は一時的に減少したが、年間買取依頼件数は47万件(前年同期比2.8%増)を受領し、当期末におけるリユース品の在庫は3.84億円を確保した。
メディア事業の売上高は6.96億円、セグメント利益は4.81億円となった。事業買収により「SIMチェンジ」「最安修理ドットコム」「中古農機市場UMM」を取得し、運営メディアは合計8メディアになった。モバイル通信に関するメディアでは、新型iPhone端末の発売に伴う情報需要が急激に高まりPV(ページビュー)数が増加した。さらに、グループ外企業に向けた送客も好調に推移し、成果報酬型広告の売上が増加した。新型コロナウイルス感染症の環境下、テレワーク導入企業の増加を背景に、通信環境の向上・改善に関する需要が高まり、モバイル通信に関するメディアからグループ内外への送客による成果報酬型広告の売上が増加した。また、在宅時間の増加に伴い、趣味と出会うメディア「ビギナーズ」では動画配信や書籍アプリなど、在宅時間を過ごすための情報配信等を行い、2020年4月には全メディア合計PV数は1,448万と過去最高を記録するなど、取扱い規模が伸張した。
モバイル通信事業の売上高は38.73億円、セグメント利益は3.90億円となった。新規事業者の参入により競争が激化したが、メディア事業とのシナジー効果の発揮により、新型iPhone端末の発売に伴う通信費の見直し需要を取り込むなど、新規回線契約の獲得が進んだ。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うテレワーク導入企業の増加を背景に、家庭内の通信環境の整備・強化が課題となったことから、工事不要・最短即日発送が可能な同社グループのサービスへの需要が高まり、第4四半期には過去最高の新規回線契約数となり取扱い規模が伸長した。
新型コロナウイルス感染症の影響で、第4四半期(2020年4月-6月)は、特にネット型リユース事業では営業時間の短縮や買取方法の一部自粛等により当初想定をやや下回る実績となった。一方、メディア事業、モバイル通信事業については、テレワークやいわゆる「巣ごもり消費」の拡大に伴い、インターネットサービスやその利用に向けた通信環境の新設・改善需要が増加したことから、当初想定を上回る実績となっている。
2021年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比23.8%増~33.0%増の135.00~145.00億円、営業利益が同11.3%増~37.2%増の7.30~9.00億円、経常利益が同10.4%増~36.0%増の7.33~9.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.4%増~54.3%増の3.60~4.50億円を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響で一義的な業績予想を合理的に算出することが困難であることから、レンジ形式での公表となっている。
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