東洋紡、今期経常を46％下方修正

　東洋紡 <3101> [東証Ｐ] が2月8日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比61.8％減の69.4億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の140億円→75億円(前期は230億円)に46.4％下方修正し、減益率が39.4％減→67.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の72.4億円→7.4億円(前年同期は97.8億円)に89.8％減額し、減益率が26.0％減→92.4％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比96.3％減の1.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.4％→1.7％に大幅悪化した。

株探ニュース