ＺＯＺＯ、前期経常を14％下方修正

　ＺＯＺＯ <3092> が4月22日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の320億円→276億円(前の期は257億円)に13.8％下方修正し、増益率が24.4％増→7.3％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の189億円→145億円(前年同期は157億円)に23.2％減額し、一転して7.4％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期につきましては、上半期まで増収増益基調で推移していましたが、第３四半期は、消費増税後の節約志向の高まりに伴う消費低迷に加え、大型台風の上陸をはじめとした天候不順、そして記録的な暖冬の影響により、高単価の季節性商品の販売が低調に推移し、第３四半期累計期間において前年同期比較で減益となりました。第４四半期においても記録的な暖冬が続き、冬物商品の販売が継続して低調に推移した結果、連結売上高が通期業績予想を下回る見通しとなりました。当社グループにおいては、効率性の低いプロモーションの抑制など販管費の抑制に努めてまいりましたが、連結売上高の未達に伴い、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、同じく通期業績予想を下回る見通しとなりました。以上のことを踏まえ、2020年３月期通期の業績予想を上記の通り修正することといたしました。（注）本資料記載の予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる可能性があります。