神栄、今期経常を一転38％増益に上方修正・19期ぶり最高益、配当も10円増額

　神栄 <3004> [東証Ｓ] が10月31日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の10.4億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.5億円→18.5億円(前期は13.4億円)に48.0％上方修正し、一転して38.1％増益を見込み、一気に19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.8％減の8億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比95.9％増の4.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.9％→4.7％に改善した。

株探ニュース