あじかん、上期経常を一転14％増益に上方修正・最高益更新へ

　あじかん <2907> [東証Ｓ] が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比72.8％増の6.7億円に拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の5億円→11億円(前年同期は9.6億円)に2.2倍上方修正し、一転して13.9％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の17億円(前期は22.6億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.2％→3.9％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2025年３月期第１四半期累計期間（2024年４月１日～2024年６月30日）における売上高は、概ね当初予想どおりで推移しております。　利益面につきましては、鶏卵価格が足元において当初見込みを下回る状況で推移していることや、加工費の低減、諸経費の抑制に努めたことなどにより、営業利益は当初予想を上回る見込みとなりました。　また、想定以上に円安が進行したことで、為替予約の時価評価益や決済差益が拡大し、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益とも当初予想を上回る見込みであることから、第２四半期（累計）業績予想を修正いたします。　なお、通期の業績予想につきましては、原材料価格や為替、株価など先行き不透明で流動的な要素も多いことから前回予想を修正しておりません。業績予想に変更が生じた場合には速やかに公表いたします。（注）本資料における業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。