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永谷園ホールディングスのニュース
食品メーカー5社による食物アレルギー協同取り組み「プロジェクトA」にて実施
プロジェクトA (※1)では、2021年5月より小学校向けに無料で配布している副読本(※2)「知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」を活用し、子どもたちに食物アレルギーに対する理解・関心を深めてもらう取り組みの一つとして、2021年よりオンライン出前授業を実施しています。2023年度最初となる今回の授業は、7月 10日(月)に岡山県玉野市立荘内小学校においてオンラインで出前授業を実施しました。
プロジェクトAが実施する小学校向け出前授業も今年で3年目。最初の授業は「永谷園」が講師を担当。この出前授業は、食物アレルギーについて理解・関心を深めてもらうことを目的にプロジェクトAが作成し、全国の小学校向けに無料で配布している副読本を活用し、さらに食物アレルギーに配慮した商品を製造する食品メーカーならではの取り組みを盛り込み、児童が楽しく学べる授業を小学校5・6年生向けに実施しています。2021年度は計4校、2022年度は計5校で実施し、これまでに2年間で延べ601名の児童が参加しました。
2023年度最初となる今回の授業は「永谷園」が講師を担当し、小学5年生123名を対象に授業を実施しました。
(※1)食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー【オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品 ※五十音順】は、『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、啓発活動に取り組んでいます。この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動しています。
(※2)副読本とは、小学校・中学校などの授業で使用される、文部科学省による検定に合格した「教科用図書(教科書)」を補完する図書。もしくは教科書がない教科の教科書の代わりとして使用される図書。
■オンライン出前授業内容≪2023年7月10日玉野市立荘内小学校で5年生を対象に実施≫
・永谷園の会社紹介
・副読本で学んだ内容と、永谷園の食物アレルギー配慮商品生産工場に関するクイズと解説
・永谷園の食物アレルギー配慮商品の表示をみながら、表示に関するワークの実施
・質疑応答
◇授業の様子
授業では、副読本を活用したクイズとともに、永谷園の食物アレルギー配慮商品への取り組みや、製造工場で商品への特定原材料の混入を防ぐために行っている工夫について解説しました。好評いただいている特定原材料に関わる表示の見方を体験するワークでは、プリントに記載した商品パッケージの表示を真剣に確認する姿が印象的でした。授業後には「食物アレルギーは好き嫌いではなく、しかも発症の原因になる食品がたくさんあるんだと知ることができて良かった」「自分はアレルギーをもっていないけれど、これから商品を選ぶときは表示をしっかり見ようと思う」などの声が寄せられました。その他、「食べ物をあげるときには必ず表示を確認しようと思った」「その人の食べられないものを知って、少しでも工夫してあげたいと思った」など、食物アレルギーの有無に関わらず、みんなで食事を楽しんで欲しいという思いに共感いただける機会となりました。
◇先生からの感想
「アレルギー対応は教員だけでなく、児童自身にもどういうものか考えさせるよいきっかけとなった」「食物アレルギーは身近なことなので知っておくべきだが、学ぶ機会がなかった。今回は児童自身が自ら食物アレルギーについて考える良い機会になった」とのお声をいただき、食物アレルギーについて理解、関心を深める良いきっかけになったことが伺えました。
授業で使いやすい食物アレルギーの教材として、副読本配布も3年目に
副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』は、2021年5月に配布を開始し、2021年度、2022年度ともそれぞれ全国の500を越える小学校から応募があり、配布校数は延べ1042校となりました。先生から「食物アレルギーの児童が年々増加している中で現場としてもありがたい」という声や、「授業で使いやすい教材がなかった」という声もあり、この副読本が先生の現場で抱える悩みの解決に寄与できたと考えています。保護者からも「食物アレルギーについて、より多くの人に理解してもらえることを期待している」などの反響をいただき、今年で3年目となる2023年度も、全国への無料配布を5月より開始しています。
プロジェクトAは、この副読本や出前授業を通して子どもたちの食物アレルギーへの理解・関心がさらに深まり、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、自分でできることを考えて行動することに繋がるよう、今後も活動してまいります。
2023年度も「副読本」「出前授業」のお申込みを受付中
2023年度も、副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』について、希望される小学校からのお申込みを受け付けています。(お申込みいただいた小学校へ、出前授業もご案内)
食物アレルギーを学ぶ機会がない、小学生でも理解できる教材がないなどのお声をいただく中で、授業で食物アレルギーについて取り上げられる際におすすめです。ご希望の場合は、必要部数を無料で配布させていただいています。
●副読本制作・配布/オンライン出前授業お申込みについて
副読本の制作・配布とオンライン出前授業実施は、株式会社全教図に学校への窓口となる事務局を委託しています。
●副読本・出前授業のお申し込みに関するお問い合わせ:全教図副読本係
TEL:03-5974-6121 / FAX:03-3915-6564
E-mail:info@zenkyozu.co.jp(副読本) / demae@zenkyozu.co.jp(出前授業)
---<書籍詳細情報>---
小学校家庭科・健康教育・食育副読本
『知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』
監 修:今井 孝成(昭和大学医学部 小児科学講座 教授)
編集委員:曽我部 多美(前全国小学校家庭科教育研究会会長)
桂 恵美(東京都府中市立府中第一小学校養護教諭)
編集協力:長谷川 実穂(小児アレルギーエデュケーター 管理栄養士)
発 行:プロジェクトA(オタフクソース株式会社・ケンミン食品株式会社・株式会社永谷園、日本ハム株式会社・ハウス食品株式会社)
制 作:株式会社全教図
◇発行目的
食物アレルギーの症状は、大人よりも子どもにあらわれる傾向がある一方で、子どもの頃に食物アレルギーについて知る機会は多くありません。そのため、教育現場での情報発信により、子どものうちから食物アレルギーへの関心を持ってもらうことを目的としてこの副読本を発行しました。授業やその情報によって、食物アレルギーの有無に関わらず、食物アレルギーへの理解を深め、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、自分でできることを考えて行動することに繋がるよう願っています。
◇対象
学習の理解度が高まる小学校5~6年生を主な対象とし、家庭科や保健、総合学習などの授業での活用を想定しています。
◇内容
“食物アレルギーとは何か”から始まり、一から食物アレルギーに対する理解を深めてもらえる構成になっています。食物アレルギー表示の事例や食物アレルギー配慮レシピなど、食品メーカーならではの情報を交え、身近でわかりやすい内容を目指しました。
プロジェクトA (※1)では、2021年5月より小学校向けに無料で配布している副読本(※2)「知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」を活用し、子どもたちに食物アレルギーに対する理解・関心を深めてもらう取り組みの一つとして、2021年よりオンライン出前授業を実施しています。2023年度最初となる今回の授業は、7月 10日(月)に岡山県玉野市立荘内小学校においてオンラインで出前授業を実施しました。
プロジェクトAが実施する小学校向け出前授業も今年で3年目。最初の授業は「永谷園」が講師を担当。この出前授業は、食物アレルギーについて理解・関心を深めてもらうことを目的にプロジェクトAが作成し、全国の小学校向けに無料で配布している副読本を活用し、さらに食物アレルギーに配慮した商品を製造する食品メーカーならではの取り組みを盛り込み、児童が楽しく学べる授業を小学校5・6年生向けに実施しています。2021年度は計4校、2022年度は計5校で実施し、これまでに2年間で延べ601名の児童が参加しました。
2023年度最初となる今回の授業は「永谷園」が講師を担当し、小学5年生123名を対象に授業を実施しました。
(※1)食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー【オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品 ※五十音順】は、『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、啓発活動に取り組んでいます。この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動しています。
(※2)副読本とは、小学校・中学校などの授業で使用される、文部科学省による検定に合格した「教科用図書(教科書)」を補完する図書。もしくは教科書がない教科の教科書の代わりとして使用される図書。
■オンライン出前授業内容≪2023年7月10日玉野市立荘内小学校で5年生を対象に実施≫
・永谷園の会社紹介
・副読本で学んだ内容と、永谷園の食物アレルギー配慮商品生産工場に関するクイズと解説
・永谷園の食物アレルギー配慮商品の表示をみながら、表示に関するワークの実施
・質疑応答
◇授業の様子
授業では、副読本を活用したクイズとともに、永谷園の食物アレルギー配慮商品への取り組みや、製造工場で商品への特定原材料の混入を防ぐために行っている工夫について解説しました。好評いただいている特定原材料に関わる表示の見方を体験するワークでは、プリントに記載した商品パッケージの表示を真剣に確認する姿が印象的でした。授業後には「食物アレルギーは好き嫌いではなく、しかも発症の原因になる食品がたくさんあるんだと知ることができて良かった」「自分はアレルギーをもっていないけれど、これから商品を選ぶときは表示をしっかり見ようと思う」などの声が寄せられました。その他、「食べ物をあげるときには必ず表示を確認しようと思った」「その人の食べられないものを知って、少しでも工夫してあげたいと思った」など、食物アレルギーの有無に関わらず、みんなで食事を楽しんで欲しいという思いに共感いただける機会となりました。
◇先生からの感想
「アレルギー対応は教員だけでなく、児童自身にもどういうものか考えさせるよいきっかけとなった」「食物アレルギーは身近なことなので知っておくべきだが、学ぶ機会がなかった。今回は児童自身が自ら食物アレルギーについて考える良い機会になった」とのお声をいただき、食物アレルギーについて理解、関心を深める良いきっかけになったことが伺えました。
授業で使いやすい食物アレルギーの教材として、副読本配布も3年目に
副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』は、2021年5月に配布を開始し、2021年度、2022年度ともそれぞれ全国の500を越える小学校から応募があり、配布校数は延べ1042校となりました。先生から「食物アレルギーの児童が年々増加している中で現場としてもありがたい」という声や、「授業で使いやすい教材がなかった」という声もあり、この副読本が先生の現場で抱える悩みの解決に寄与できたと考えています。保護者からも「食物アレルギーについて、より多くの人に理解してもらえることを期待している」などの反響をいただき、今年で3年目となる2023年度も、全国への無料配布を5月より開始しています。
プロジェクトAは、この副読本や出前授業を通して子どもたちの食物アレルギーへの理解・関心がさらに深まり、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、自分でできることを考えて行動することに繋がるよう、今後も活動してまいります。
2023年度も「副読本」「出前授業」のお申込みを受付中
2023年度も、副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』について、希望される小学校からのお申込みを受け付けています。(お申込みいただいた小学校へ、出前授業もご案内)
食物アレルギーを学ぶ機会がない、小学生でも理解できる教材がないなどのお声をいただく中で、授業で食物アレルギーについて取り上げられる際におすすめです。ご希望の場合は、必要部数を無料で配布させていただいています。
●副読本制作・配布/オンライン出前授業お申込みについて
副読本の制作・配布とオンライン出前授業実施は、株式会社全教図に学校への窓口となる事務局を委託しています。
●副読本・出前授業のお申し込みに関するお問い合わせ:全教図副読本係
TEL:03-5974-6121 / FAX:03-3915-6564
E-mail:info@zenkyozu.co.jp(副読本) / demae@zenkyozu.co.jp(出前授業)
---<書籍詳細情報>---
小学校家庭科・健康教育・食育副読本
『知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』
監 修:今井 孝成(昭和大学医学部 小児科学講座 教授)
編集委員:曽我部 多美(前全国小学校家庭科教育研究会会長)
桂 恵美(東京都府中市立府中第一小学校養護教諭)
編集協力:長谷川 実穂(小児アレルギーエデュケーター 管理栄養士)
発 行:プロジェクトA(オタフクソース株式会社・ケンミン食品株式会社・株式会社永谷園、日本ハム株式会社・ハウス食品株式会社)
制 作:株式会社全教図
◇発行目的
食物アレルギーの症状は、大人よりも子どもにあらわれる傾向がある一方で、子どもの頃に食物アレルギーについて知る機会は多くありません。そのため、教育現場での情報発信により、子どものうちから食物アレルギーへの関心を持ってもらうことを目的としてこの副読本を発行しました。授業やその情報によって、食物アレルギーの有無に関わらず、食物アレルギーへの理解を深め、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、自分でできることを考えて行動することに繋がるよう願っています。
◇対象
学習の理解度が高まる小学校5~6年生を主な対象とし、家庭科や保健、総合学習などの授業での活用を想定しています。
◇内容
“食物アレルギーとは何か”から始まり、一から食物アレルギーに対する理解を深めてもらえる構成になっています。食物アレルギー表示の事例や食物アレルギー配慮レシピなど、食品メーカーならではの情報を交え、身近でわかりやすい内容を目指しました。
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