決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … メルカリ、Ｊストリーム、すららネット (4月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月28日から4月30日の決算発表を経て5月1日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アスコット <3264>
　20年9月期第2四半期累計(19年10月-20年3月)の連結経常損益は10.6億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上し、通期計画の3.6億円に対する進捗率が290.7％とすでに上回った。

★No.2　アズーム <3496>
　20年9月期第2四半期累計(19年10月-20年3月)の連結経常利益は前年同期非連結比15.8％増の4400万円に伸び、従来の39.5％減益予想から一転して増益で着地。

★No.3　アクモス <6888>
　20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比47.2％増の5.2億円に拡大し、通期計画の3.8億円に対する進捗率が135.3％とすでに上回り、さらに5年平均の108.3％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3264> アスコット 　　ＪＱ 　 +50.00 　　4/30　　上期　　　　黒転
<3496> アズーム 　　　東Ｍ 　 +45.49 　　4/30　　上期　　　 15.79
<6888> アクモス 　　　ＪＱ 　 +19.77 　　4/30　　　3Q　　　 47.18
<2892> 日食品 　　　　東２ 　 +19.09 　　4/30　本決算　　　164.08
<3998> すららネット 　東Ｍ 　 +16.73 　　4/30　　　1Q　　　　黒転

<9878> セキド 　　　　東２ 　 +11.63 　　4/30　本決算　　　　黒転
<3913> ｓＭｅｄｉｏ 　東Ｍ　　 +7.69 　　4/30　　　1Q　　　　黒転
<6659> メディアＬ 　　ＪＱ　　 +7.69 　　4/30　本決算　　　　黒転
<3839> ＯＤＫ 　　　　東２　　 +7.01 　　4/30　本決算　　　-11.39
<7500> 西川計測 　　　ＪＱ　　 +6.53 　　4/30　　　3Q　　　 -2.71

<9687> ＫＳＫ 　　　　ＪＱ　　 +4.93 　　4/30　本決算　　　　　－
<3326> ランシステム 　ＪＱ　　 +3.70 　　4/30　　　3Q　　　　6.90
<9914> 植松商会 　　　ＪＱ　　 +3.22 　　4/30　本決算　　　-54.17
<9179> 川崎近海 　　　東２　　 +3.08 　　4/30　本決算　　　　　－
<4385> メルカリ 　　　東Ｍ　　 +2.26 　　4/30　　　3Q　　　　赤拡

<4840> トライアイズ 　ＪＱ　　 +1.69 　　4/30　　　1Q　　　　赤転
<9307> 杉村倉 　　　　東２　　 +1.69 　　4/30　本決算　　　 -9.41
<4308> Ｊストリーム 　東Ｍ　　 +0.70 　　4/30　本決算　　　　　－
<5905> 日カン 　　　　東２　　 +0.35 　　4/30　本決算　　　 44.33
<9799> 旭情報 　　　　東２　　 +0.28 　　4/30　本決算　　　　1.85

<4957> ヤスハラケミ 　東２　　 +0.21 　　4/30　本決算　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5月1日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース