セイヒョーが下げ渋る、第２四半期減収減益で通期業績予想を赤字修正も売り手控え

　セイヒョー＜2872.T＞が下げ渋っている。１４日取引終了後に１５年２月期第２四半期（３～８月）の単独決算を発表。売上高２３億３０００万円（前年同期比５．０％減）、営業利益３３００万円（同３８．４％減）と減収大幅減益となり、通期業績予想を下方修正した。
　ただ、株価はここ３カ月来の安値圏にあり、下値を売り込む動きはない。また、業績不振の要因は夏場の天候不順による販売減少と設備トラブルによる操業停止の影響で、減額は事前に観測されていたようだ。
　通期については第２四半期の状況を踏まえ、前回予想の売上高３７億円を３４億７８００万円（前期比２．９％減）、営業損益２５００万円の黒字を４３００万円の赤字（前期６０００万円の赤字）へ修正した。また、従来３円としていた期末一括配当も未定に変更している。

セイヒョーの株価は１２時５２分現在２４９円（△３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）