ETF売買動向＝30日大引け、全銘柄の合計売買代金2831億円

　30日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.9％増の2831億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同11.8％増の2497億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＮＥＸＴ　食品 <1617> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジなし） <2838> 、ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、グローバルＸ　グリーン・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2855> など13銘柄が新高値。サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.62％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が3.95％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.30％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は6.53％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.94％安、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> は3.28％安、ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> は3.04％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が411円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1469億1700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1383億1100万円も上回った。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が232億8100万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が232億2000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が155億600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が146億7700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が124億5800万円の売買代金となった。

株探ニュース