アヲハタの上期営業利益は５８％増

　アヲハタ<2830.T>がこの日の取引終了後、第２四半期累計（１９年１２月～２０年５月）連結決算を発表しており、売上高１０３億５１００万円（前年同期比１．３％増）、営業利益２億８９００万円（同５７．６％増）、純利益１億５１００万円（同９．４％増）だった。

　産業用は、新規受注の拡大が進まなかったことに加えて、土産品や贈答品向け商品の販売が減少したほか、「生産受託他」の業務用ポーションジャムなどの販売が減少した。ただ、ジャムやホイップ・スプレッドなど主力の家庭用は、新型コロナウイルス感染症の拡大により外出自粛が続き、巣ごもり消費などの内食需要が高まったことから伸長し、売上高・利益を押し上げた。

　なお、２０年１１月期通期業績予想は、売上高２２０億円（前期比８．５％増）、営業利益８億円（同５９．６％増）、純利益５億８０００万円（同２．５倍）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS