カルラ、非開示だった今期経常は20倍増益、未定だった配当は4期ぶり5円で復配

　カルラ <2789> [東証Ｓ] が10月5日大引け後(15:00)に決算を発表。24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比9.0倍の2億7100万円に急拡大した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比20倍の2億8000万円に拡大する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益は900万円の黒字(前年同期は1600万円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を5円実施し、4期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.1倍の1億7800万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.3％→9.7％に急改善した。

株探ニュース