あみやき、上期経常は黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過

　あみやき亭 <2753> が10月4日朝(07:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は7.9億円の黒字(前年同期は12.6億円の赤字)に浮上し、従来予想の1.2億円の黒字を上回って着地。
　通期計画の3.5億円に対する進捗率が226.6％とすでに上回り、さらに5年平均の55.2％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は4.4億円の赤字(前年同期は2.5億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は8.1億円の黒字(前年同期は2.1億円の赤字)に浮上したが、売上営業損益率は前年同期の-5.0％→-29.4％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年３月期第２四半期連結業績予想及び個別前期実績値との差異につきましては、当初の想定より新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化し、度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の実施に伴う営業時間短縮要請と酒類提供制限、一部店舗において自主的に行った臨時休業による店舗来客数の減少により売上高は業績予想を大きく下回りました。損益面につきましては、減収に伴い営業損失となりました。一方で、新型コロナウイルス感染症に係る感染拡大防止協力金（時短協力金）及び雇用調整助成金の計上により、経常利益につきましては当初予想を上回りました。これは、感染拡大の状況の長期化に伴う、緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の適用により、時短協力金等の支給が継続していることによります。