フジオフード、今期営業を一転赤字に下方修正

　フジオフードグループ本社 <2752> が8月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結営業損益は19.6億円の赤字(前年同期は16億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の7億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→27.3億円の赤字(前期は29.7億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の3.4億円の黒字→8億円の黒字(前期は49.9億円の赤字)に2.3倍上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結営業損益は7.7億円の赤字(前年同期は13.6億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結営業損益は11.8億円の赤字(前年同期は13.1億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-30.8％→-21.1％に急改善した。

株探ニュース