決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ファーマＦ、スキヤキ、プロレド (9月6日～12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.3　日本テレホン <9425>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の経常損益(非連結)は1400万円の黒字(前年同期は600万円の赤字)に浮上し、5-10月期(上期)計画の900万円に対する進捗率が155.6％とすでに上回った。

★No.4　スキヤキ <3995>
　20年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比30.4％増の9000万円に拡大したが、通期計画の2億6500万円に対する進捗率は34.0％にとどまり、前年同期の40.1％も下回った。

★No.5　ソフトウェア <3733>
　19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比11.1％増の31.2億円に伸び、通期計画の40億円に対する進捗率は78.2％となり、5年平均の76.4％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ 　 +21.83 　　9/ 9　　上期　　　 -2.14
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 +17.87 　　9/ 6　　　3Q　　　-16.30
<9425> 日本テレホン 　ＪＱ 　 +16.50 　　9/12　　　1Q　　　　黒転
<3995> スキヤキ 　　　東Ｍ 　 +14.50 　　9/12　　上期　　　 30.43
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 +5.69 　　9/ 6　　　3Q　　　 11.12

<7983> ミロク 　　　　東２　　 +4.53 　　9/ 6　　　3Q　　　 17.13
<7034> プロレド 　　　東Ｍ　　 +4.13 　　9/12　　　3Q　　　 29.22
<3565> アセンテック 　東Ｍ　　 +3.94 　　9/11　　上期　　　　5.60
<7878> 光・彩 　　　　ＪＱ　　 +3.78 　　9/ 6　　上期　　　 17.50
<7831> ウイルコＨＤ 　東２　　 +3.57 　　9/ 9　　　3Q　　　　赤拡

<3161> アゼアス 　　　東２　　 +3.28 　　9/11　　　1Q　　　203.85
<7279> ハイレックス 　東２　　 +2.89 　　9/ 6　　　3Q　　　-31.56
<9734> 精養軒 　　　　ＪＱ　　 +2.59 　　9/ 6　　上期　　　-15.05
<6898> トミタ電機 　　ＪＱ　　 +1.06 　　9/ 6　　上期　　　　赤拡
<1383> ベルグアース 　ＪＱ　　 +0.89 　　9/ 9　　　3Q　　　　赤縮

<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 +0.81 　　9/ 6　　　1Q　　　-53.32
<7614> オーエムツー 　ＪＱ　　 +0.65 　　9/12　　上期　　　 -5.44
<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 +0.56 　　9/12　　　1Q　　　　6.82
<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 +0.34 　　9/11　　　1Q　　　 19.88
<3248> アールエイジ 　東２　　 +0.33 　　9/10　　　3Q　　　 -8.50

<6656> インスペック 　東２　　 +0.30 　　9/ 6　　　1Q　　16600.00
<3955> イムラ封筒 　　東２　　 +0.18 　　9/ 6　　上期　　　 65.72
<2929> ファーマＦ 　　東２　　 +0.18 　　9/ 6　本決算　　　 18.24
<3976> シャノン 　　　東Ｍ　　 +0.16 　　9/10　　　3Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース