ワッツ、今期経常を53％下方修正

　ワッツ <2735> [東証Ｐ] が7月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比62.3％減の3.7億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.5億円→4億円(前期は11.4億円)に52.9％下方修正し、減益率が26.0％減→65.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.8億円→1.3億円(前年同期は4.7億円)に77.6％減額し、一転して72.3％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比67.1％減の1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の1.8％→0.7％に悪化した。

株探ニュース