アイケイが６日続落、小売店舗事業の減損損失計上などで２２年５月期業績予想を下方修正

　アイケイ<2722.T>は６日続落している。１１日の取引終了後、２２年５月期の連結業績予想について、売上高を１８３億６０００万円から１６５億円（前年同期比２０．５％減）へ、営業損益を４億３７００万円の黒字から１億３４００万円の赤字（前年同期７億５００万円の黒字）へ、最終損益を２億２０００万円の黒字から５億２８００万円の赤字（同３億２１００万円の黒字）へ下方修正しており、これが嫌気されている。

　ダイレクトマーケティング事業の主要販路であるＴＶショッピングの販売が上期において想定を下回ったことが響くとしている。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う化粧品販売の市場環境は厳しい状況が続いており、第２四半期にＳＫＩＮＦＯＯＤ化粧品の小売店舗事業において減損損失９５００万円を新たに特別損失として計上して、特別損失の合計２億３４００万円を計上したことも利益を圧迫する。

出所：MINKABU PRESS