久世、上期経常が黒字浮上で着地・7-9月期も黒字浮上

　久世 <2708> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:10)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は8500万円の黒字(前年同期は8億3100万円の赤字)に浮上したが、通期計画の3億6000万円に対する進捗率は23.6％にとどまり、5年平均の26.8％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の2億7500万円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1億2100万円の黒字(前年同期は3億7100万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.4％→0.8％に急改善した。

株探ニュース