2008年12月期の連結決算は、純利益が前の期比23％増の8億8000万円だった。コメ需要の拡大で国内産の精米の販売価格が安定し採算が改善した。販売数量の増加も利益を押し上げた。従来は2円としていた期末配当を1円積み増し、年間配当は6円（前の期は記念配当2円を含む6円）とした。売上高は2％増の1006億円だった。鶏肉の販売価格が高値で推移したため食品事業の売り上げが増えた。飼料用の米ぬか販売も好調で飼料事業も増収。主力の米穀事業は輸入米の取扱数量が減少したため2％減の797億円だった。営業利益は57％増の13億円となった。国内精米販売の採算改善に加え、ベトナムにある子会社の業績向上も寄与した。経常利益は66％増の11億円だった。newsミミ