伊藤忠食、今期最終を5％上方修正・10期ぶり最高益更新へ

　伊藤忠食品 <2692> が1月31日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比15.3％増の49.3億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の41億円→43億円(前期は40.3億円)に4.9％上方修正し、増益率が1.6％増→6.6％増に拡大し、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の17.5億円→19.5億円(前年同期は22.1億円)に11.4％増額し、減益率が20.8％減→11.8％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比5.3％増の25.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の1.7％→1.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース