アスモ、前期経常を14％上方修正

　アスモ <2654> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の3.4億円→3.8億円(前の期は6億円)に13.5％上方修正し、減益率が43.6％減→36.0％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2.2億円→2億円(前の期は3.4億円)に8.1％下方修正し、減益率が36.0％減→41.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.4億円→1.9億円(前年同期は2.6億円)に31.7％増額し、減益率が44.7％減→27.1％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結子会社である株式会社アスモトレーディングにおいて、第４四半期の業績が新型コロナウイルス感染症収束の予兆を受けた需要を取り入れ堅調に推移いたしました。また、株式会社アスモフードサービスにおいて、業績予想の修正開示後における食材費の値上げが順調に進捗した結果、当初予定していた利益を上回ったことより営業利益において2022年11月8日発表の予想値を上回る見通しとなりました。