伊藤園、上期経常を43％上方修正・6期ぶり最高益、通期も増額

　伊藤園 <2593> [東証Ｐ] が11月29日大引け後(16:45)に業績修正を発表。24年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益を従来予想の126億円→180億円(前年同期は125億円)に42.9％上方修正し、増益率が0.4％増→43.4％増に拡大し、6期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の210億円→242億円(前期は203億円)に15.2％上方修正し、増益率が3.2％増→19.0％増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間につきましては、原材料等の高騰の影響はあったものの、国内外における行動制限等の解除に伴う人流の増加やインバウンド回復等による需要の回復が当初の見込みを上回ったこと、また、製品構成の変化による収益性の改善、生産・物流等の効率化が順調に進捗したことにより、売上高、利益ともに、前回発表予想を上回る見込みです。　通期業績につきましては、第３四半期以降も引き続き原材料等の高騰の影響はあるものの、売上高、利益ともに、前回発表予想を上回ると予想しております。※上記業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。