カメイが急落、１５年３月期の減額修正を嫌気 石油製品価格の下落など影響

　カメイ＜8037.T＞が急落。株価は一時、前日比５１円（６．７％）安の７１５円まで売られている。１６日の取引終了後、１５年３月期連結業績予想の減額修正を発表した。売上高は５８６０億円から５６００億円（前期比１．５％減）に見直したほか、営業利益は８１億５０００万円から７０億円（同１３．７％減）、純利益は４８億円から１７億円（同６４．３％減）に修正した。エネルギー事業で石油製品価格の低下が響いたほか、自動車関連事業では消費増税に伴う影響が業績悪化要因となった。
　また、同社は連結子会社の仙台コカ・コーラボトリングがコカ・コーライーストジャパン＜2580.T＞と株式交換を実施、仙台コカはコカ・コーラＥＪの完全子会社となることを発表した。この株式交換により繰延税金負債（約２６億円）を計上している。

カメイの株価は１１時３０分現在７１６円（▼５０円）
コカ・コーラＥＪの株価は１１時２１分現在１７４０円（△１８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）