ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金2939億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.7％減の2939億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同26.4％減の2345億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> 、グローバルＸ　レジャー＆エンターテインメント <2645> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＦＴＳＥ　Ｂｌｏｓｓｏｍ <1654> など14銘柄が新高値。東証ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2555> 、ｉシェアーズ　グリーンＪリート　ＥＴＦ <2852> 、グローバルＸ　グリーン・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2855> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、上場インデックスファンドＪリート隔月分配型ミニ <2552> など17銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳカーボン・エフィシェント <2560> が6.58％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.36％安、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> は3.17％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が260円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1630億9400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1729億3100万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が125億6900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が116億2000万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が114億4600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が95億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が81億900万円の売買代金となった。

株探ニュース