2,053円
アサヒグループホールディングスの個人投資家の売買予想
予想株価
1,600円
登録時株価
1,578.0円
獲得ポイント
+0.18pt.
収益率
+0.12%
期間
理由
夏 恩恵銘柄。
● 2010/07/26 四季報速報
アサヒビールのフリーズドライ食品子会社が親会社との相乗効果狙った新商品を投入
アサヒビールが2年前に買収したフリーズドライ(真空凍結乾燥)食品子会社が、本体との連携で具体的な成果を生み始めている。
アサヒの連結子会社でフリーズドライ食品大手の天野実業(本社・広島県福山市)は7月22日、おつまみの新商品「W クリスピー」シリーズを発表した。親会社であるアサヒのビール系飲料と味覚面での相性の良さを狙った商品シリーズとして展開する方針。第1弾として「さくさくチーズ&カリッとポテト ピリ辛醤油味」を9月1日に発売する。
「さくさくチーズ&カリッとポテト ピリ辛醤油味」は、天野実業が08年にアサヒに傘下入りして初めて親会社との相乗効果を狙った商品。フリーズドライ方式で加工したチーズとポテトの新しい食感と強めの醤油味が、ビール系飲料と良く合う。価格は194円。初年度の年間出荷数は90万食を計画している。
現在、天野実業は固形スープ市場で61%と、圧倒的なシェアトップの座にある。もともと08年にアサヒが、フリーズドライ食品市場でトップレベルの技術力と事業規模を持つ天野実業の株式80%を取得して傘下に入れたのは、酒類のみに依存しない総合的な食品会社としての経営力を強化するためだ。国内の酒類市場は人口減によって中長期的な需要縮小が避けられず、フリーズドライ食品のような新分野を強化する必要がある。
「今後は主食級のおかずなど、様々な新ジャンルに挑戦していく」と天野実業の米沢透マーケティング部長は話す。アサヒグループに入るまでは、味や技術に比べて天野実業の知名度は高くなかったが、積極的な広告宣伝を実施した事や丼ものやカレーといった新ジャンルにも参入したことなどによって、今10年1~3月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比3割増を果たした。今回の新商品のように、今後、知名度抜群の親会社アサヒビールの酒類営業で宣伝してもらえる商品が増えていけば、大きなメリットとなる。
今後の相乗効果を狙った商品展開については、「現段階では決まっていない。しかし、『Wクリスピー』“シリーズ”と明記している以上、可能性は十分にある」(天野実業広報担当)という。今後は、フリーズドライ製品のグループ内での共同開発や中国市場進出などがアサヒビールグループとしてもテーマになりそうだ。
(張 子渓)
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益 1株益¥ 1株配¥
連本2009.12 1,472,468 82,777 90,546 47,644 102.5 21
連本2010.12予 1,500,000 96,000 101,000 52,000 111.8 21-22
連本2011.12予 1,525,000 98,000 105,000 54,000 116.1 22-23
連中2009.06 670,156 21,479 27,829 22,053 47.4 10
連中2010.06予 680,000 24,000 26,000 12,000 25.8 10.5-11
(株)東洋経済新報社
● 2010/07/26 四季報速報
アサヒビールのフリーズドライ食品子会社が親会社との相乗効果狙った新商品を投入
アサヒビールが2年前に買収したフリーズドライ(真空凍結乾燥)食品子会社が、本体との連携で具体的な成果を生み始めている。
アサヒの連結子会社でフリーズドライ食品大手の天野実業(本社・広島県福山市)は7月22日、おつまみの新商品「W クリスピー」シリーズを発表した。親会社であるアサヒのビール系飲料と味覚面での相性の良さを狙った商品シリーズとして展開する方針。第1弾として「さくさくチーズ&カリッとポテト ピリ辛醤油味」を9月1日に発売する。
「さくさくチーズ&カリッとポテト ピリ辛醤油味」は、天野実業が08年にアサヒに傘下入りして初めて親会社との相乗効果を狙った商品。フリーズドライ方式で加工したチーズとポテトの新しい食感と強めの醤油味が、ビール系飲料と良く合う。価格は194円。初年度の年間出荷数は90万食を計画している。
現在、天野実業は固形スープ市場で61%と、圧倒的なシェアトップの座にある。もともと08年にアサヒが、フリーズドライ食品市場でトップレベルの技術力と事業規模を持つ天野実業の株式80%を取得して傘下に入れたのは、酒類のみに依存しない総合的な食品会社としての経営力を強化するためだ。国内の酒類市場は人口減によって中長期的な需要縮小が避けられず、フリーズドライ食品のような新分野を強化する必要がある。
「今後は主食級のおかずなど、様々な新ジャンルに挑戦していく」と天野実業の米沢透マーケティング部長は話す。アサヒグループに入るまでは、味や技術に比べて天野実業の知名度は高くなかったが、積極的な広告宣伝を実施した事や丼ものやカレーといった新ジャンルにも参入したことなどによって、今10年1~3月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比3割増を果たした。今回の新商品のように、今後、知名度抜群の親会社アサヒビールの酒類営業で宣伝してもらえる商品が増えていけば、大きなメリットとなる。
今後の相乗効果を狙った商品展開については、「現段階では決まっていない。しかし、『Wクリスピー』“シリーズ”と明記している以上、可能性は十分にある」(天野実業広報担当)という。今後は、フリーズドライ製品のグループ内での共同開発や中国市場進出などがアサヒビールグループとしてもテーマになりそうだ。
(張 子渓)
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益 1株益¥ 1株配¥
連本2009.12 1,472,468 82,777 90,546 47,644 102.5 21
連本2010.12予 1,500,000 96,000 101,000 52,000 111.8 21-22
連本2011.12予 1,525,000 98,000 105,000 54,000 116.1 22-23
連中2009.06 670,156 21,479 27,829 22,053 47.4 10
連中2010.06予 680,000 24,000 26,000 12,000 25.8 10.5-11
(株)東洋経済新報社
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