アサヒ、今期最終を2％上方修正・最高益予想を上乗せ

　アサヒグループホールディングス <2502> [東証Ｐ] が8月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比15.4％増の657億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1575億円→1610億円(前期は1515億円)に2.2％上方修正し、増益率が3.9％増→6.2％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比0.7％増の952億円とほぼ横ばいの計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比13.0％減の458億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.1％→9.2％に低下した。

株探ニュース