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ヒビノのニュース
*17:00JST 個人投資家・大野芳政:アナリストレポートの株価レーティングって儲かるの?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「大野芳政」氏(ブログ:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年6月2日18時に執筆
証券アナリストの大野芳政と申します。
私は過去に投資顧問でアナリストをしていましたが、今は一般企業に勤めるごく普通のサラリーマンです。一般の会社員なら、本業をしながら副業として株式投資でお小遣いを稼ぐことを夢見る方も多いのではないでしょうか。しかし、サラリーマン投資家は日中、相場を見ることができないという大きなハンデがあります。でも、発想を転換すると、それが武器にもなるのです。相場を見ることができないということは、値動きに一喜一憂しなくて済むということです。トレーダーが失敗する理由は、値動きに感情が支配されてしまうことです。なので、銘柄選びをしっかりすれば、あとは機械的に売買することで自然と資産は増えていくのです。
銘柄選びの秘訣はずばり需給を読むことです。特に機関投資家の動向を読むことが肝要です。彼らはアナリストレポートの株価レーティングをもとに投資銘柄を選定します。つまり、株価レーティングを分析すれば、必然的に儲かる銘柄が発掘できるのです。
私は投資顧問で勤務していた頃から、玉石混交のアナリストレポートから「玉」を見分けることが得意でした。その経験を活かして、少しでもサラリーマン投資家の皆様のお力になれるような情報を発信していきます。
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おはよしまさ(/ω\)
ここのところ日が長くなりましたね。今年は6月21日に一年で最も昼が長い夏至を迎えますが、今でも4時半過ぎくらいには明るくなっていますね。私はどちらかというと朝型人間なのですが、この時期は日の出を意識していつもより早起きするようにしています。朝早く起きて、勉強したり、副業したり、運動したりすると、一日が気持ちよく過ごすことができます。気分がいい状態で仕事をすれば、仕事も投資もなんだかパフォーマンスが上がる気がします。
ところで、決算発表が一巡し、遅行してアナリストレポートも増えています。皆さんはアナリストレポートのレーティングの勝率ってどのくらいかご存じですか?
アナリストレポートの目標株価は概ね6ヵ月後を前提としていることが多いのですが、レポートをリリースして6ヵ月後の実際の株価と、目標株価を比較してみると、実は目標株価を上回っているのって10%ほどなんです。これだけ見ると、アナリストレポートのレーティングって勝率が低いと思ってしまいますよね。
しかし、リリース日の寄り付きの株価と6ヵ月後の終値を比較すると、勝率は46%とほぼ半々まで上がるんですね。スイングトレード向けに、リリース日の寄り付きの株価と2週間後の終値を比較しても50%程度です。
ただし、約50%の確率でも、実際には値上がり幅・値下がり幅にばらつきがあります。いくら勝率が良くても、値下がり幅が大きい銘柄を選別してしまうとトータルの利益はマイナスになってしまいます。
格上げや新規などレーティングの変更だけを見て売買される方は多いと思いますが、正直言うと、これでは儲からないです。
では、レーティングは儲からないのか?
そうではないんです。
玉石混交のレーティングの中から「玉」を選別することができれば、レーティングだけでも十分利益を上げることができるのです。私はレポートリリースから1~2週間で値上がり率が5%以上になる銘柄を「玉」と定義しています。レーティングの中の「玉」の割合は、個人的には5~8%程度だと感じています。
この数少ない「玉」の見分け方を私のnoteで発信しているのでぜひ一度見にきてください。
今週、目立ったレーティングで観測されているのは下記の通りです。
〇いちよし証券
ヒビノ<2469> B→A 目標株価1,400円→2,000円
メイテック<9744> B→A 目標株価3,000円→3,000円
バルテス<4442> B→A 目標株価4,000円→4,200円
〇野村証券
東洋炭素<5310> 新規Buy 目標株価5,900円
DMG森精機<6141> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価2,020円→3,300円
ANA<9202> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価2,700円→3,900円
ビジョナル<4194> 新規Buy 目標株価9,000円
〇東海東京調査センター
三浦工業<6005> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価2,970円→4,630円
日本電子<6951> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価4,400円→6,600円
東製鉄<5423> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価1,660円→1,670円
〇三菱UFJMS証券
エレコム<6750> Hold(中立)→Buy(買い) 目標株価1,400円→2,000円
〇SMBC日興証券
ウエストHD<1407> 新規1 目標株価4,200円
〇岩井コスモ証券
カバー<5253> 新規A 目標株価2,500円
そんな中、今後中長期的に面白そうだと、私が気になった銘柄はアドバンテスト<6857>です。岩井コスモ証券が5月26日付で投資判断「A」を据え置き、目標株価を15,700円→21,900円に引き上げたことが伝わっています。
レポートでは、エヌビディアのデータセンタ事業の急成長をきっかけにチャットGPT関連銘柄の筆頭である当社への成長期待が一段と高まるとしています。短期的に株価は急騰しており、短期的で追いかけるのは怖いところではありますが、チャットGPTは息の長いテーマになる可能性が高く、セカンダリーでも狙えるとみています。過熱感から株価が調整することがあれば、押し目買いのチャンスになるとみています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』
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※2023年6月2日18時に執筆
証券アナリストの大野芳政と申します。
私は過去に投資顧問でアナリストをしていましたが、今は一般企業に勤めるごく普通のサラリーマンです。一般の会社員なら、本業をしながら副業として株式投資でお小遣いを稼ぐことを夢見る方も多いのではないでしょうか。しかし、サラリーマン投資家は日中、相場を見ることができないという大きなハンデがあります。でも、発想を転換すると、それが武器にもなるのです。相場を見ることができないということは、値動きに一喜一憂しなくて済むということです。トレーダーが失敗する理由は、値動きに感情が支配されてしまうことです。なので、銘柄選びをしっかりすれば、あとは機械的に売買することで自然と資産は増えていくのです。
銘柄選びの秘訣はずばり需給を読むことです。特に機関投資家の動向を読むことが肝要です。彼らはアナリストレポートの株価レーティングをもとに投資銘柄を選定します。つまり、株価レーティングを分析すれば、必然的に儲かる銘柄が発掘できるのです。
私は投資顧問で勤務していた頃から、玉石混交のアナリストレポートから「玉」を見分けることが得意でした。その経験を活かして、少しでもサラリーマン投資家の皆様のお力になれるような情報を発信していきます。
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おはよしまさ(/ω\)
ここのところ日が長くなりましたね。今年は6月21日に一年で最も昼が長い夏至を迎えますが、今でも4時半過ぎくらいには明るくなっていますね。私はどちらかというと朝型人間なのですが、この時期は日の出を意識していつもより早起きするようにしています。朝早く起きて、勉強したり、副業したり、運動したりすると、一日が気持ちよく過ごすことができます。気分がいい状態で仕事をすれば、仕事も投資もなんだかパフォーマンスが上がる気がします。
ところで、決算発表が一巡し、遅行してアナリストレポートも増えています。皆さんはアナリストレポートのレーティングの勝率ってどのくらいかご存じですか?
アナリストレポートの目標株価は概ね6ヵ月後を前提としていることが多いのですが、レポートをリリースして6ヵ月後の実際の株価と、目標株価を比較してみると、実は目標株価を上回っているのって10%ほどなんです。これだけ見ると、アナリストレポートのレーティングって勝率が低いと思ってしまいますよね。
しかし、リリース日の寄り付きの株価と6ヵ月後の終値を比較すると、勝率は46%とほぼ半々まで上がるんですね。スイングトレード向けに、リリース日の寄り付きの株価と2週間後の終値を比較しても50%程度です。
ただし、約50%の確率でも、実際には値上がり幅・値下がり幅にばらつきがあります。いくら勝率が良くても、値下がり幅が大きい銘柄を選別してしまうとトータルの利益はマイナスになってしまいます。
格上げや新規などレーティングの変更だけを見て売買される方は多いと思いますが、正直言うと、これでは儲からないです。
では、レーティングは儲からないのか?
そうではないんです。
玉石混交のレーティングの中から「玉」を選別することができれば、レーティングだけでも十分利益を上げることができるのです。私はレポートリリースから1~2週間で値上がり率が5%以上になる銘柄を「玉」と定義しています。レーティングの中の「玉」の割合は、個人的には5~8%程度だと感じています。
この数少ない「玉」の見分け方を私のnoteで発信しているのでぜひ一度見にきてください。
今週、目立ったレーティングで観測されているのは下記の通りです。
〇いちよし証券
ヒビノ<2469> B→A 目標株価1,400円→2,000円
メイテック<9744> B→A 目標株価3,000円→3,000円
バルテス<4442> B→A 目標株価4,000円→4,200円
〇野村証券
東洋炭素<5310> 新規Buy 目標株価5,900円
DMG森精機<6141> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価2,020円→3,300円
ANA<9202> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価2,700円→3,900円
ビジョナル<4194> 新規Buy 目標株価9,000円
〇東海東京調査センター
三浦工業<6005> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価2,970円→4,630円
日本電子<6951> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価4,400円→6,600円
東製鉄<5423> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価1,660円→1,670円
〇三菱UFJMS証券
エレコム<6750> Hold(中立)→Buy(買い) 目標株価1,400円→2,000円
〇SMBC日興証券
ウエストHD<1407> 新規1 目標株価4,200円
〇岩井コスモ証券
カバー<5253> 新規A 目標株価2,500円
そんな中、今後中長期的に面白そうだと、私が気になった銘柄はアドバンテスト<6857>です。岩井コスモ証券が5月26日付で投資判断「A」を据え置き、目標株価を15,700円→21,900円に引き上げたことが伝わっています。
レポートでは、エヌビディアのデータセンタ事業の急成長をきっかけにチャットGPT関連銘柄の筆頭である当社への成長期待が一段と高まるとしています。短期的に株価は急騰しており、短期的で追いかけるのは怖いところではありますが、チャットGPTは息の長いテーマになる可能性が高く、セカンダリーでも狙えるとみています。過熱感から株価が調整することがあれば、押し目買いのチャンスになるとみています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』
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