ヒビノが大幅反発、１７年３月期業績予想の上方修正とＪＶＣケンウッド・アークスの子会社化を発表

　ヒビノ<2469.T>が大幅反発。１０月３１日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を２７０億円から２８０億円（前期比１３．３％減）へ、営業利益を１６億円から１８億円（同５８．１％減）へ、純利益を１０億円から１２億５０００万円（同５４．３％減）へ上方修正したことが好感されている。

　電波法改正による特定ラジオマイクの周波数移行に伴う特需はピークアウトしたものの、２０２０年に向けた設備投資や各種イベント需要を背景に大型施工・販売案件の獲得が進んだほか、コンサート・イベント市場の活況、新規連結子会社の寄与などが業績を押し上げた。

　また同時に、業務用音響・映像機器のシステム設計を手掛けるＪＶＣケンウッド・アークス（東京都港区）の株式を追加取得し子会社化すると発表しており、これも好材料視されているもよう。議決権比率は３５．００％から９４．２６％に上昇する。株式取得価額は６億５１００万円。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）