フュトレック、前期最終を一転赤字に下方修正

　フュートレック <2468> [東証２] が5月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の6000万円の黒字→4900万円の赤字(前の期は3億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億3600万円の黒字→1億2700万円の黒字(前年同期は1億3100万円の赤字)に46.2％減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期通期連結業績予想の売上高につきましては、当第４四半期会計期間の業績変動により通期連結業績予想の△2.3％となる見込みです。　また、営業利益及び経常利益につきましては、前期実績より改善し黒字となりますが、映像制作・メディア事業の売上高の減少や、ソフトウエア開発・ライセンス事業の売上原価の増加により、通期連結業績予想を下回る見込みとなりました。これに加え、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、一部子会社での法人税等の増加により通期連結業績予想を109百万円下回る結果となりました。これに伴い、通期連結業績予想を修正いたします。　なお、本来の事業活動を計る営業利益が黒字となる予想でありますことから、今回の業績予想の修正による配当予想の変更はございません。注）上記の業績予想値は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。