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タカミヤ、上期経常を3倍上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2021/10/29 11:30
 タカミヤ <2445> が10月29日昼(11:30)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3億円→8.9億円(前年同期は9.9億円)に3.0倍上方修正し、減益率が69.8%減→10.5%減に縮小する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の15.8億円→21.7億円(前期は15.6億円)に37.3%上方修正し、増益率が0.7%増→38.3%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期連結累計期間におきまして、販売事業は、次世代足場「Iqシステム」の新規受注及び周辺機材を含むリピート受注が好調に推移いたしました。また、昨今の鉄鋼価格の上昇を鑑み、販売商品の価格改定を実施し、改定前の駆け込み需要などもあり売上高の上振れの要因となりました。レンタル事業におきましては、民間建設工事の一部の現場において、工事の中断や遅延、着工の延期など、厳しい状況が継続しましたが、後半には底打ちが感じられ、首都圏の維持改修工事を中心に「Iqシステム」の貸出量が高位で推移しました。一方で建築工事の新築案件や土木関連工事の発注量は少なく、特に土木工事用機材の貸出量が想定を下回りました。海外事業におきましては、販売子会社が所在するフィリピンでは、政府による外出・移動制限措置により事業活動が制限されるなど、依然として厳しい状況が続いており、販管費の抑制に努めるなど施策を講じて、活動再開の機会をうかがっております。一方、韓国の子会社は、販売、レンタル事業共に国内経済の回復にあわせて順調に推移する見込みです。また、当第2四半期連結会計期間において、当社保有投資有価証券の時価が著しく下落したため減損処理による投資有価証券評価損239百万円を特別損失に計上することとなりました。以上の理由により、当第2四半期累計期間業績につきまして、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益を修正いたします。なお、通期の業績予想につきましては、上半期の修正に伴い、増額修正を行っております。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ り、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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