【要旨】
直近は調整が続いていますが、9月29日の大幅下落はやや過剰。統計的にも買いが優勢の状況なため、反発に期待です。ここは上手く指値注文で仕掛けたいところ。
【株式会社アスカネットとは?】
サービス業。インターネットを利用した写真事業。葬儀社向けや個人向けに展開。
【最近のトピック】
9月5日の発表によると、10月7日から開催される「CEATEC JAPAN 2014」に6企業や大学とコラボ試作を出典すると発表。空中ディスプレイに関する発表とのこと。
【どんな値動きをしているの?】
2013年後半から強烈な上昇トレンドにあるアスカネット。800円近くだった株価は既に14,230円にまで上昇しています。一方、直近は調整が続いており、ここ3日間で15.85%も下落しています。
【ここがポイント!】
2000年〜2014年のチャートの形状を分析、その中でも買い材料となったポイントを2つご紹介します。
(1) 大きな陰線
9月29日は、前日比-11.72%もの大幅下落。この勢いはやや過剰で、統計的に見ても短期的に買いが優勢の状況です。
(2) 大きな上窓開け
9月29日は前日のローソクから上窓を開けて、その窓を埋めることなく1日が経過しました。今後の窓埋めが期待できることから買いに有利であり、統計的にも買いが優勢です。
【まとめ】
以上の理由より、ここは短期的な反発を期待して「押し目買い」で攻めましょう。
【留意点】
統計的に優位ではありますが、続落となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
【統計解析の結果の概要】
利用した戦略:上昇トレンド押し目買い
検証期間:2000年1月4日~2014年9月29日
取引回数:2256回
対象市場:東証一部、二部、マザーズ、JASDAQ
売買手法:寄指(直近安値)買い→引成売り
勝率:68%
勝ちトレード平均利益:+6.3%
負けトレード平均損失:-5.2%
平均損益率:+2.6%