アスカネットが続落、１５年４月期６．３％営業減益予想を嫌気

　アスカネット＜2438.T＞が続落。同社は１０日大引け後に今１５年４月期通期業績予想を発表。単体売上高４９億８４００万円（前期比４．６％増）、営業利益６億７３００万円（同６．３％減）と営業利益では減益を見込んでいることを嫌気している。
　前１４年４月期については売上高で当初予想の４８億８３００万円に対して４７億６７００万円（前々期比５．２％増）と計画未達、営業利益は６億８６００万円に対して７億１８００万円（同９．４％増）と計画を上回って着地している。エアリアルイメージング事業で想定していたプレ量産品の売り上げが実現できなかったことが売上高での計画未達に影響しいる。しかし、生産効率の向上などにより粗利益率が想定を上回り、当初予定していた新規サービスの広告宣伝費がリリースの遅れにより未消化となったことなどが利益を押し上げている。今期はこの新規サービスの広告宣伝費が計上されることから減益となる見通し。

アスカネットの株価は１０時６分現在５３６０円（▼４９０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）