アルテＨＤ、1-3月期(1Q)最終は赤字転落で着地、今期業績・配当を未定に変更

　アルテ　サロン　ホールディングス <2406> [ＪＱ] が6月12日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終損益は1200万円の赤字(前年同期は600万円の黒字)に転落した。
　併せて、従来の通期業績予想(連結最終利益は2億7000万円)を取り下げ、未定に変更した。

　同時に、従来7.5円を計画していた期末一括配当を未定に変更した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の2.1％→-0.2％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、政府より緊急事態宣言が発令され、また各自治体の不要不急の外出自粛要請に伴い、当社グループ店舗において4月8日より休業や営業時間短縮などの対応を行っておりました。5月7日より順次営業を再開しておりますが、感染症の終息時期など不確定な要素が多く、現時点で合理的な業績予想の算定が困難であります。　従いまして、2020年12月期の連結業績予想を「未定」とさせていただき、算出が可能となった段階で速やかに公表いたします。

　当社は、経営体質の強化および将来の事業展開のために必要となる内部留保を確保しつつも、配当性向25%を基準に安定的かつ業績向上に見合った配当を継続していくことを基本方針としております。2020年12月期配当につきましては、同基本方針に基づき、1株当たり7円50銭（配当性向27.5％）を実施する計画としておりました。しかしながら、この度の新型コロナウイルス感染症拡大により前項のとおり通期業績予想を未定といたしました。また、第２四半期は新型コロナウイルスの影響を最も大きく受けるものと想定しております。現時点では、収益回復と財務基盤の安定化が急務であると考えております。つきましては、期末配当を未定とし、合理的な予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。なお、現時点で今期の株主優待制度を変更する予定はございません。