「電気自動車関連」が２０位にランク、ラストワンマイル配送に中古ガソリン車改造ＥＶを投入へ＜注目テーマ＞

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　みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が２０位となっている。

　小型の電気自動車（ＥＶ）開発を手掛けるＦＯＭＭ（横浜市神奈川区）は２８日、ＡＺ－ＣＯＭ丸和ホールディングス<9090.T>傘下の丸和運輸機関、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>傘下のみずほリース及びみずほオートリースと、ラストワンマイルにおける脱炭素を目的としたＥＶシフトを推進する取り組みとして、リース期間が満了したガソリン車を活用したコンバージョンＥＶによる実証事業を開始したことを明らかにした。

　この事業では、新車を製造しないという観点から車両のライフサイクル全体での二酸化炭素（ＣＯ２）排出量を大きく抑制できるコンバージョン（レトロフィット）を、充電時間の効率的運用の観点からバッテリーのカセット型交換式それぞれ採用し、ラストワンマイル輸送でのＥＶの運用課題と対応を検証するとしている。

　ＳＢＳホールディングス<2384.T>など物流業界ではラストワンマイル配送にＥＶを導入する動きが広がっているものの、初期投資負担などの課題があることから今後は中古のガソリン車を改造することも選択肢の一つとなりそうだ。

出所：MINKABU PRESS