アイロムＧ、上期経常は51％減益で着地、今期配当を30円増額修正

　アイロムグループ <2372> [東証Ｐ] が11月6日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比51.1％減の12.2億円に大きく落ち込み、通期計画の42億円に対する進捗率は29.2％にとどまり、5年平均の48.4％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の29.7億円に急拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の50円→80円(前期は55円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比85.2％減の1.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の19.8％→1.3％に急低下した。

株探ニュース