クエスト、今期経常を16％上方修正

　クエスト <2332> [東証Ｓ] が1月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8.3億円→9.7億円(前期非連結は9.9億円)に15.8％上方修正し、減益率が15.6％減→2.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.1億円→4.4億円(前年同期非連結は5.2億円)に41.6％増額し、減益率が39.2％減→13.8％減に縮小する計算になる。

　※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高については、システム開発事業及びインフラサービス事業の両セグメントとも既存顧客に対するサポート体制の強化及び新提案拡大に取り組み、需要の高い分野に社内のリソースを集中することで期初計画を上回り順調に推移しております。　利益については、前述の売上の増加及び業務改善活動等により、営業利益、経常利益及び当期純利益のいずれも当初の業績予想を上回る見込みとなりました。　また、2022年10月26日付「本社移転に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、2023年3～4月に本社を移転する予定です。これに伴い、2023年3月期において、本社移転に伴う費用として154百万円（引越費用、移転先オフィス内装費用、原状回復費用等）を販売費及び一般管理費として計上する見込みです。　以上の理由により、当期の連結業績予想の数値を上記のとおり修正いたします。（注）上記の業績予想につきましては、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は　　　今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。