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<話題の焦点>=VoLTE関連に注目、新たなサービスも続々登場
10月27日、KDDI<9433.T>は「VoLTE」(ボルテ)サービスを12月初旬から始めると発表した。対応するスマートフォン2機種を発売するほか、スマホの画面や位置情報、カメラ映像などを通話中に相手と共有できる「シンクコール」や最大30人と同時に通話可能な「ボイスパーティー」などのサービスを提供する。
最近よく耳にするようになったVoLTE(Voice over LTE=ボイス・オーバー・LTE)は、音声通話を高速通信回線であるLTE網に流すというもの。データ通信で音声通話を実現するという点では、SkypeやLINEと同じだが、VoLTEでは音声通話用に帯域を保障しているので、通話に遅延がないうえ、110番などの緊急通話に対応した点などが大きく異なる。また、音声通話中にインターネットの閲覧やメールの送受信など、データ通信と音声通話を同時に利用できるなどのメリットがある。
既にNTTドコモ<9437.T>では、夏商戦からVoLTE対応機種を投入しており、ソフトバンク<9984.T>もKDDIに追随するもよう。現在のデータ通信でLTEが主流になったように、音声・データ通信でVoLTEが主流になる可能性が強い。関連銘柄には注目が必要だろう。
◆主なVoLTE関連銘柄
銘柄(コード) 関連する取り組み
ソフトフロント<2321.T> VoLTE向けにイスラエル・ラドビジョン製テストシミュレーションツールなどを販売
ネクストジェン<3842.T> VoLTE普及によりSIP/VoIPセキュリティーの重要が増すことで商機拡大に期待
アンリツ<6754.T> ドコモの認定試験装置に多く採用。VoLTE向け試験ソリューションなども展開
アルチザ<6778.T> 端末・基地局向けテスターで実績多い。VoLTE対応も展開へ
東陽テクニカ<8151.T> VoLTEネットワークのパケットキャプチャ/解析に対応したアナライザを販売
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
最近よく耳にするようになったVoLTE(Voice over LTE=ボイス・オーバー・LTE)は、音声通話を高速通信回線であるLTE網に流すというもの。データ通信で音声通話を実現するという点では、SkypeやLINEと同じだが、VoLTEでは音声通話用に帯域を保障しているので、通話に遅延がないうえ、110番などの緊急通話に対応した点などが大きく異なる。また、音声通話中にインターネットの閲覧やメールの送受信など、データ通信と音声通話を同時に利用できるなどのメリットがある。
既にNTTドコモ<9437.T>では、夏商戦からVoLTE対応機種を投入しており、ソフトバンク<9984.T>もKDDIに追随するもよう。現在のデータ通信でLTEが主流になったように、音声・データ通信でVoLTEが主流になる可能性が強い。関連銘柄には注目が必要だろう。
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アンリツ<6754.T> ドコモの認定試験装置に多く採用。VoLTE向け試験ソリューションなども展開
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