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CSSホールディングスのニュース
*14:04JST CSSHD Research Memo(4):自己資本比率は45.1%に上昇。財務の健全性は高い
■CSSホールディングス<2304>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2024年9月期末の財務状況は、資産合計は前期末比230百万円増加の5,931百万円となった。流動資産が178百万円の増加となった。主な要因は、現金及び預金99百万円の増加、受取手形、売掛金及び契約資産96百万円の増加によるものである。固定資産については52百万円の増加となった。主な要因は、有形固定資産13百万円の増加、無形固定資産8百万円の減少、投資その他の資産に含まれる繰延税金資産57百万円の増加によるものである。
負債合計は前期末比98百万円減少し、3,256百万円となった。流動負債は103百万円の減少であった。主な要因は、短期借入金300百万円の減少、支払手形及び買掛金48百万円の減少、未払金83百万円の増加、未払法人税等151百万円の増加によるものである。固定負債ついては4百万円の増加となった。主な要因は、リース債務11百万円の減少、退職給付に係る負債19百万円の増加によるものである。純資産合計は同328百万円増加し、2,674百万円となった。主な要因は、利益剰余金326百万円の増加によるものである。
以上の結果、借入金等合計は前期末比300百万円減少の450百万円となった。長期借入金はなく、同社は子会社を含めて短期借入金で事業運営ができている。安全性の指標である自己資本比率は45.1%に上昇し、2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の33.7%を上回る。また、同社が属するサービス業平均の6.2%を大きく上回っている。DEレシオも0.18倍と、有利子負債は自己資本を大きく下回っており、財務の健全性は高いと弊社では評価する。収益性の指標では、2024年9月期のROAは10.8%、ROEは17.1%に上昇した。2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の4.5%、9.5%や、サービス業平均の0.7%、6.7%を上回り、収益性も十分に高いと評価する。
2024年9月期における現金及び現金同等物は、前期末より129百万円増加し、906百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が629百万円となり、減価償却費65百万円、法人税等の還付47百万円等により、得られた資金は605百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻による収入29百万円、有形固定資産の取得による支出64百万円等により、使用した資金は53百万円となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額300百万円の減少、配当金の支払101百万円等により、使用した資金は420百万円となった。
以上から、フリー・キャッシュ・フローは551百万円となった。同社が安定して利益をあげ、余裕のある資金を保有していることを示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<HN>
3. 財務状況と経営指標
2024年9月期末の財務状況は、資産合計は前期末比230百万円増加の5,931百万円となった。流動資産が178百万円の増加となった。主な要因は、現金及び預金99百万円の増加、受取手形、売掛金及び契約資産96百万円の増加によるものである。固定資産については52百万円の増加となった。主な要因は、有形固定資産13百万円の増加、無形固定資産8百万円の減少、投資その他の資産に含まれる繰延税金資産57百万円の増加によるものである。
負債合計は前期末比98百万円減少し、3,256百万円となった。流動負債は103百万円の減少であった。主な要因は、短期借入金300百万円の減少、支払手形及び買掛金48百万円の減少、未払金83百万円の増加、未払法人税等151百万円の増加によるものである。固定負債ついては4百万円の増加となった。主な要因は、リース債務11百万円の減少、退職給付に係る負債19百万円の増加によるものである。純資産合計は同328百万円増加し、2,674百万円となった。主な要因は、利益剰余金326百万円の増加によるものである。
以上の結果、借入金等合計は前期末比300百万円減少の450百万円となった。長期借入金はなく、同社は子会社を含めて短期借入金で事業運営ができている。安全性の指標である自己資本比率は45.1%に上昇し、2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の33.7%を上回る。また、同社が属するサービス業平均の6.2%を大きく上回っている。DEレシオも0.18倍と、有利子負債は自己資本を大きく下回っており、財務の健全性は高いと弊社では評価する。収益性の指標では、2024年9月期のROAは10.8%、ROEは17.1%に上昇した。2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の4.5%、9.5%や、サービス業平均の0.7%、6.7%を上回り、収益性も十分に高いと評価する。
2024年9月期における現金及び現金同等物は、前期末より129百万円増加し、906百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が629百万円となり、減価償却費65百万円、法人税等の還付47百万円等により、得られた資金は605百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻による収入29百万円、有形固定資産の取得による支出64百万円等により、使用した資金は53百万円となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額300百万円の減少、配当金の支払101百万円等により、使用した資金は420百万円となった。
以上から、フリー・キャッシュ・フローは551百万円となった。同社が安定して利益をあげ、余裕のある資金を保有していることを示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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