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*13:25JST CSSHD Research Memo(5):2024年9月期は第2四半期の好決算を踏まえ、通期予想を大幅に上方修正
■今後の見通し
2024年9月期通期の連結業績は、売上高で前期比18.8%増の17,614百万円、営業利益で同99.3%増の550百万円、経常利益で同82.0%増の570百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同61.3%増の371百万円と、大幅な増収増益となる見通しだ。CSSホールディングス<2304>は第2四半期決算公表時に上方修正を発表し、通期の売上高は期初予想比8.6%増、営業利益は同56.0%増、経常利益は同54.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.5%増となっている。これは、第2四半期にスチュワード事業及びフードサービス事業におけるインバウンド観光需要のベースアップと法人等宴会需要の堅実な回復が業績の底上げに貢献したのに加え、第2四半期に収益ピークを迎える空間プロデュース事業に属する各社が計画を大幅に上回る営業利益を達成したことによるものである。売上高はコロナ禍前(2019年9月期)の水準に戻るとともに、営業各利益も高水準を持続する見通しである。
営業利益は、2024年9月期第2四半期時点で通期予想の9割強に達したことから、下期の予想利益が非常に控えめに見えるが、空間プロデュース事業の顧客は3月決算の会社が多いため利益は上期に大きく偏ること、役員業績連動報酬や従業員決算賞与は下期に引き当てることを勘案したためである。ただ、同社の業績予想は従来から慎重で保守的な傾向が強いことから、弊社では2024年9月期も修正予想を超過達成する可能性は高いと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<SO>
2024年9月期通期の連結業績は、売上高で前期比18.8%増の17,614百万円、営業利益で同99.3%増の550百万円、経常利益で同82.0%増の570百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同61.3%増の371百万円と、大幅な増収増益となる見通しだ。CSSホールディングス<2304>は第2四半期決算公表時に上方修正を発表し、通期の売上高は期初予想比8.6%増、営業利益は同56.0%増、経常利益は同54.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.5%増となっている。これは、第2四半期にスチュワード事業及びフードサービス事業におけるインバウンド観光需要のベースアップと法人等宴会需要の堅実な回復が業績の底上げに貢献したのに加え、第2四半期に収益ピークを迎える空間プロデュース事業に属する各社が計画を大幅に上回る営業利益を達成したことによるものである。売上高はコロナ禍前(2019年9月期)の水準に戻るとともに、営業各利益も高水準を持続する見通しである。
営業利益は、2024年9月期第2四半期時点で通期予想の9割強に達したことから、下期の予想利益が非常に控えめに見えるが、空間プロデュース事業の顧客は3月決算の会社が多いため利益は上期に大きく偏ること、役員業績連動報酬や従業員決算賞与は下期に引き当てることを勘案したためである。ただ、同社の業績予想は従来から慎重で保守的な傾向が強いことから、弊社では2024年9月期も修正予想を超過達成する可能性は高いと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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