伊藤米久ＨＤ、上期経常を一転22％増益に上方修正・最高益、通期も増額

　伊藤ハム米久ホールディングス <2296> が9月24日後場(13:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の125億円→165億円(前年同期は135億円)に32.0％上方修正し、一転して21.8％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の250億円→260億円(前期は270億円)に4.0％上方修正し、減益率が7.4％減→3.7％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年３月期第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、内食需要が引き続き堅調に推移し、外食需要についても一部回復傾向にある中、生産の効率化やコスト削減等に努めたことに加え、海外事業の収益性改善等の要因により、各段階利益においては前回予想を上回る見通しです。通期の連結業績予想につきましては、第２四半期連結累計期間の業績動向を反映する一方で、豚肉等の原材料価格の上昇が見込まれることを考慮し、修正いたします。（注）１． 2022年３月期第１四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適用しております。２. 上記予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。