決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … グッドコムＡ、サムコ、シルバライフ (9月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　グッドコムＡ <3475>
　23年10月期第3四半期累計(22年11月-23年7月)の連結経常利益は前年同期比55.2％減の13.9億円に大きく落ち込み、通期計画の47.5億円に対する進捗率は29.3％にとどまり、5年平均の77.9％も下回った。

▲No.6　モロゾフ <2217>
　24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比13.0％減の8.5億円に減った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3475> グッドコムＡ 　東Ｐ　　 -9.78 　　9/11　　　3Q　　　-55.21
<6387> サムコ 　　　　東Ｐ　　 -5.89 　　9/11　本決算　　　　4.31
<8142> トーホー 　　　東Ｐ　　 -5.17 　　9/11　　上期　　　162.29
<9262> シルバライフ 　東Ｐ　　 -3.74 　　9/11　本決算　　　 10.85
<2294> 柿安本店 　　　東Ｐ　　 -0.94 　　9/11　　　1Q　　　　　－

<2217> モロゾフ 　　　東Ｐ　　 -0.67 　　9/11　　上期　　　-13.01

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース