決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｔ－ＢＡＳＥ、インターアク、コスモス薬品 (10月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月11日から12日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ネオス <3627>
　19年2月期の連結経常損益を従来予想の4000万円の黒字→4億円の黒字(前期は4億3100万円の赤字)に10倍上方修正した。

★No.3　オンリー <3376>
　18年8月期の連結経常利益は前の期比19.5％増の9億円になり、19年8月期も前期比28.9％増の11.7億円に伸びを見込み、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　インターアク <7725>
　19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比72.7％増の2億円に拡大したが、通期計画の10.1億円に対する進捗率は20.7％となり、5年平均の16.0％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3627> ネオス 　　　　東１ 　 +39.19 　 10/12　　上期　　　　黒転
<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 　東１ 　 +15.29 　 10/12　　上期　　　-28.51
<3376> オンリー 　　　東１ 　 +15.21 　 10/12　本決算　　　 28.85
<7725> インターアク 　東１ 　 +12.99 　 10/12　　　1Q　　　 72.73
<7818> トランザク 　　東１ 　 +11.00 　 10/12　本決算　　　 12.68

<3654> ヒトコム 　　　東１ 　 +10.64 　 10/12　本決算　　　 12.36
<6044> 三機サービス 　東１　　 +8.76 　 10/12　　　1Q　　　158.62
<2292> ＳＦＯＯＤＳ 　東１　　 +8.61 　 10/12　　上期　　　　8.03
<7607> 進和 　　　　　東１　　 +8.52 　 10/12　本決算　　　　3.23
<7516> コーナン 　　　東１　　 +8.02 　 10/12　　上期　　　 -0.12

<6814> 古野電 　　　　東１　　 +6.17 　 10/12　　上期　　　157.21
<3168> 黒谷 　　　　　東１　　 +2.81 　 10/12　本決算　　　　5.62
<3046> ジンズ 　　　　東１　　 +1.96 　 10/12　本決算　　　 21.56
<3349> コスモス薬品 　東１　　 +1.57 　 10/12　　　1Q　　　 10.17
<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東１　　 +1.50 　 10/12　　上期　　　　9.02

<8904> サンナゴヤ 　　東１　　 +0.76 　 10/12　本決算　　　-19.03
<6505> 東洋電 　　　　東１　　 +0.43 　 10/12　　　1Q　　　　赤縮
<8181> 東天紅 　　　　東１　　 +0.12 　 10/12　　上期　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース